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17日の米株式市場 [米国市場]

17日の米株式市場は4日ぶりに小反落。
このところ堅調な内容の経済指標が相次いだものの、最近の相場の上昇は行き過ぎとの懸念が高まった。
金融、エネルギーなど最近の上昇を主導してきたセクターが売られ、アメリカン・エキスプレス(アメックス)は2.3%、エクソンモービルは0.7%、それぞれ下落した。

ダウ工業株30種は7.79ドル(0.08%)安の9783.92ドル。
ナスダック総合指数は6.40ポイント(0.30%)安の2126.75。
S&P総合500種は3.27ポイント(0.31%)安の1065.49。

9月の米フィラデルフィア地区連銀業況指数は予想以上に大きく上昇して2007年6月以来の高水準となり、景気回復への期待感が強まった。

このほか、8月の住宅着工・許可件数も昨年11月以来の水準に増加。
新規失業保険申請件数は前週から予想外の減少となった。

ナスダックではオラクルが2.8%下落。
前日発表した第1・四半期決算で売上高が予想を下回ったことを嫌気した。

アメリカン航空の親会社AMRは19.7%急伸。
29億ドルを調達したことを明らかにし、より高い利益を上げられる路線にシフトする方針を示したことが支援材料となった。
航空株指数は1.8%高。

一方、フェデックスは第1・四半期決算が53%減益となったことを受けて2.2%下落。
同社はまた、燃油サーチャージからの収入の落ち込みを相殺するため、輸送料金の値上げを計画していることを明らかにした。


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