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閑散に売りなし [豆知識]


「閑散に売りなし」とは

相場格言の一つ。

相場がもちあい状態を続けると、商いが減って、地合いも悪くなってきます。

相場は上にも行かず、下にも行かないのですから、投資家としては、買っても値幅が取れず、手数料だけでも損をしそうになりますね。

そして逆に、信用売りしたい心理になってきます。

過去の例から見れば、値下がりして低迷状態が統き、出来高が減って、商いの閉散な毎日が続けば、相場は底値に達したケースが多い。

なにか材料的にきっかけがあれば、反発する下地はできているわけでありますから、こういうとさは信用売りしたい気持ちを抑えて、逆に、小当たりに買って出ては・・・という格言。

相場が大底をついたかどうかは、いつも結果的にしかわからないのでありますが、安値もちあいで、商い閉散の状態が長く続くということは、底値鍛錬をしていることを意味するわけで、この格言は今もって、市場で重要視されています。





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