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9日の東京市場 [東京市場]

9日の東京株式相場は上昇。

世界景気回復の妨げになると懸念されてきた原油高騰が一服し、景気の先行き不安が後退した。

自動車や電機など輸出関連株が高い。

機械受注の改善も上昇を後押しした。

日経平均株価の終値は前日比64.31円(0.6%)高の10589.50円で2営業日続伸、TOPIXは5.13ポイント(0.6%)高の944.29と3営業日ぶりに反発。

ニューヨーク原油先物相場はアジア時間9日の時間外取引でさらに下落、1バレル=104ドル台半ばで推移した。

8日の通常取引終値は105.02ドル。

リビアの最高指導者ガダフィ大佐が反政府派を強く非難する発言が同国の国営テレビで放映されたり、リビア上空に飛行禁止区域を設定するための国連安保理決議案の採択は困難という報道があったが、石油輸出国機構(OPEC)加盟国が増産に向けて緊急会議の開催を協議していることが好感された。

原油高騰による世界景気の悪化懸念が後退し、トヨタ自動車や任天堂、富士通などの主力輸出株が上昇。

東京外国為替市場でドル円相場が一時1ドル=82円90銭台と、前日の日本株取引終了時の82円20銭台より円安に振れ、輸出採算への不安が薄まった。

三菱UFJフィナンシャル・グループや野村ホールディングスなど金融株も高い。

前日の米国株式市場で、住宅ローン事業が回復モードにあると説明した米銀大手のバンク・オブ・アメリカが大幅高したことなどを受けた。

ファナック、SMCなどの機械株も上昇した。

取引開始前に内閣府が発表した1月の機械受注統計によると、コア機械受注(船舶と電力を除く民需:季節調整値)は前月比4.2%増。





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