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NY株、大幅反発 [米国市場]

19日のニューヨーク株式相場は、IBMなどの好調な企業決算を受けて大幅に反発した。

優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比202.26ドル高の12587.42ドル、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同61.41ポイント高の2826.52で終了した。

上げ幅はダウが昨年12月以来、ナスダックが昨年9月以来の大きさで、いずれも今年最大となった。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比260万株減の8億6868万株(暫定値)。

IBMは前日引け後に発表した決算で大幅増益となったほか、通期予想も再び上方修正。

これを好感して同社株が朝方から値を飛ばし、相場全体のけん引役となった。

6月の住宅着工件数が予想を上回ったことや、オバマ大統領が米財政赤字削減の交渉進展に言及したことも買い安心感につながった。

IBMは約5.7%高で終了。

マイクロソフト、オラクル、デルなどハイテク株も軒並み上昇した。

新興国などの好調で業績が伸びたコカ・コーラも3%強の値上がり。

決算発表が集中した金融大手では、四半期ベースの過去最高益を達成したウェルズ・ファーゴが約5.7%上昇した一方、既に株価が10ドルを割り込んでいるバンク・オブ・アメリカは赤字決算を受けて1.5%安。

市場部門の低迷で減収となったゴールドマン・サックスも値下がりし、明暗を分けた。





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