2社の初値は真逆の結果に [IPO情報]
先週は2社の上場があったが、値動きは想像以上に真逆の展開となった。
まず、20日にラクオリア創薬がJASDAQグロースに上場したが、フタを開けてみれば大幅売り越し。実需買いの少なさから、初値はシンジケートカバー取引を借りて形成された。
その後も下落が続いており、3日目には3割近くまで下落した。
一方、次の日に上場したモルフォは大幅買い越しとなり、1年1カ月ぶりに初日は初値付かずに。
2日目は買い付けに規制が入ったため、売り越しとなったものの、初値上昇率は2.2倍と今年最大を記録。
高い初値にもかかわらず、大引けにかけて一段高となった。
ラクオリアは事業内容が創薬で収益はまだ赤字のため評価が難しく、買い手はなかなか現れない。
それでいて公開規模が大きかったことで需給面でも問題があった。
一方、モルフォは独自の技術こそあれ、事業領域は携帯電話など非常に身近な機器。
投資家は成長ストーリーを想像しやすく、ゆえに買いが入りやすい。
加えて公開規模が小さかったため、需給逼迫(ひっぱく)を招いた。
正反対の設定はそのまま株価になって現れた。
まず、20日にラクオリア創薬がJASDAQグロースに上場したが、フタを開けてみれば大幅売り越し。実需買いの少なさから、初値はシンジケートカバー取引を借りて形成された。
その後も下落が続いており、3日目には3割近くまで下落した。
一方、次の日に上場したモルフォは大幅買い越しとなり、1年1カ月ぶりに初日は初値付かずに。
2日目は買い付けに規制が入ったため、売り越しとなったものの、初値上昇率は2.2倍と今年最大を記録。
高い初値にもかかわらず、大引けにかけて一段高となった。
ラクオリアは事業内容が創薬で収益はまだ赤字のため評価が難しく、買い手はなかなか現れない。
それでいて公開規模が大きかったことで需給面でも問題があった。
一方、モルフォは独自の技術こそあれ、事業領域は携帯電話など非常に身近な機器。
投資家は成長ストーリーを想像しやすく、ゆえに買いが入りやすい。
加えて公開規模が小さかったため、需給逼迫(ひっぱく)を招いた。
正反対の設定はそのまま株価になって現れた。
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