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ニューヨーク外為市場 [為替情報]

2日のニューヨーク外国為替市場では、ユーロが主要通貨の大半に対して下落。

ギリシャの債務負担の軽減に向けた同国政府と債券保有者との協議は難航している。

ユーロは高利回り通貨に対して特にきつい下げとなった。

韓国ウォンやブラジル・レアルは値上がり。

円は対ドルで戦後最高値付近まで上昇し、政府・日銀が介入に踏み切るとの観測が広がった。

ドルは3日の米雇用統計発表を前に値上がり。

1月の雇用統計では雇用者数が増加し、失業率はほぼ3年ぶり低水準を維持すると見込まれている。

ニューヨーク時間午後3時14分現在、ユーロは対ドルで前日比0.1%安の1ユーロ=1.3144ドル。

一時は1.3197ドルまで上げる場面もあった。

対円では0.2%値下がりし、100円10銭。

円の対ドル相場は0.1%高の1ドル=76円15銭。

一時76円05銭に上昇し、昨年10月31日に記録した戦後最高値75円35銭に近づいた。

韓国ウォンは0.7%高の1ドル=1118.35ウォン。

ブラジル・レアルは0.9%上げて1ドル=1.7189レアル。

ドルを売ってオーストラリア・ドルやメキシコ・ペソ、レアル、ウォンを購入するドル・キャリー取引では、今年に入りリターンが2倍となっている。

昨年のリターンはマイナス1.8%だった。

ギリシャの債務再編をめぐる同国政府と民間債権者との協議は引き続き難航しており、これを手掛かりにユーロは下落。

安住淳財務相は2日午前、外国為替市場で円高基調が続いていることについて、「いま冷静に注視している。投機的な動きが強まっているのは看過できない。必要なら断固たる措置を取る」と述べた。


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