最後の震災延期銘柄 [IPO情報]
3月ではIPOのない一服した先週となった一方、新規承認が合計4社と相次いだ。
その中の1つ、AvanStrateは今年初の本則市場案件となるが、本来ならば昨年上場するはずだった。
承認後に東日本大震災が発生したため、ブックビルディングに入ることなく延期されていた。
当時IPOを延期した企業はラクオリア創薬とSEMITECで計3社あったが、同社だけ再承認が遅れていた。
上場市場をマザーズから本則市場に乗り換えていることが原因だったと考えられる。
本則市場の上場はマザーズの申請では必要とされない「新規上場申請のための有価証券報告書『IIの部』」を作成する必要があるうえ、取引所の審査期間自体も長い。
ただ、マザーズを経由して東証1部に市場変更するには通常短くても1年かかるため、直接1部上場を果たせれば遅れを一気に挽回できる。
その他では、こころネット、チャーム・ケア・コーポレーション、ユニバーサル園芸社が承認されており、いずれもJASDAQの案件。
また、東京以外の地方都市に拠点を置くことも共通する。
日程的に4月の案件はほぼ出そろったとみられるが、ゴールデンウイーク前の週に複数の銘柄が上場するのは2007年以来のこととなり、久々に慌ただしくなりそうだ。
その中の1つ、AvanStrateは今年初の本則市場案件となるが、本来ならば昨年上場するはずだった。
承認後に東日本大震災が発生したため、ブックビルディングに入ることなく延期されていた。
当時IPOを延期した企業はラクオリア創薬とSEMITECで計3社あったが、同社だけ再承認が遅れていた。
上場市場をマザーズから本則市場に乗り換えていることが原因だったと考えられる。
本則市場の上場はマザーズの申請では必要とされない「新規上場申請のための有価証券報告書『IIの部』」を作成する必要があるうえ、取引所の審査期間自体も長い。
ただ、マザーズを経由して東証1部に市場変更するには通常短くても1年かかるため、直接1部上場を果たせれば遅れを一気に挽回できる。
その他では、こころネット、チャーム・ケア・コーポレーション、ユニバーサル園芸社が承認されており、いずれもJASDAQの案件。
また、東京以外の地方都市に拠点を置くことも共通する。
日程的に4月の案件はほぼ出そろったとみられるが、ゴールデンウイーク前の週に複数の銘柄が上場するのは2007年以来のこととなり、久々に慌ただしくなりそうだ。
日本が活気づいてきたと思って佳いんでしょうか。
by 楽しく生きよう (2012-03-26 19:41)