今年最大ラッシュ [IPO情報]
2012年のIPO最終となった12月第3週は最後にして1週間で最多の7銘柄が上場した。
文字通りのIPOラッシュで終え、戦績は6勝1敗。
そのうちユーグレナは初日初値付かず。
2日目にはすぐに売り買いが一致したため、第2週のenishのような派手さはなかったが、モバイルクリエイトと並びIPOの地合い改善を印象付けた。
一方、セカンダリーは明暗が分かれた。
ユーグレナやモバクリ、シュッピンの上値は重かったが、地盤ネットとグランディーズで一気にストップ高。
明暗を分けたのは、最近すっかり定番化した「初値形成後に公開価格から1.5倍以上ならロックアップ解除」に該当するベンチャーキャピタルの保有株があるかないかの違いだ。
地盤ネットは初値が倍近くに達していたため、高値警戒感が出ても不思議ではなかったが、上値を抑える売りが控えていなかった。
グランは地方市場のため参加者も少ないが浮動株も少なく、仕手化しやすい面がある。
なお、唯一公開価格割れとなったパンチ工業には、引受価額付近で分厚い買い板が並び続けており、何者かが仕込み続けているようだ。
商いは薄く注目もさっぱりだが、今後何か起こる前触れか。
この他大型REITとなるGLP投資法人が、クリスマス前に駆け込み上場し、初値は3.3%上昇した。
今年から上場が5年ぶりに再開されたREITは、一挙に4銘柄が上場するも前半の2つは公開価格割れ。
11月下旬に大和ハウスリートが極わずかに上回る程度だった。
吸収金額は1000億円台と巨額だったが、グローバルオフォリングだったため海外投資家の買いを呼び込みやすかったほか、日銀の金融緩和や不動産株の上昇が追い風になった。
今年は既存銘柄の公募増資も活発だった。
REITはもともと利回り商品のため、かねてより初値は公開価格前後で付くことが多いが、大型REITの成功は市況の改善を印象付け、来年へとつながりそうだ。
イオンが2013年2月期中の大型REIT上場を表明している。
続報がないが順調ならば年明け早々にも承認されることになる。
文字通りのIPOラッシュで終え、戦績は6勝1敗。
そのうちユーグレナは初日初値付かず。
2日目にはすぐに売り買いが一致したため、第2週のenishのような派手さはなかったが、モバイルクリエイトと並びIPOの地合い改善を印象付けた。
一方、セカンダリーは明暗が分かれた。
ユーグレナやモバクリ、シュッピンの上値は重かったが、地盤ネットとグランディーズで一気にストップ高。
明暗を分けたのは、最近すっかり定番化した「初値形成後に公開価格から1.5倍以上ならロックアップ解除」に該当するベンチャーキャピタルの保有株があるかないかの違いだ。
地盤ネットは初値が倍近くに達していたため、高値警戒感が出ても不思議ではなかったが、上値を抑える売りが控えていなかった。
グランは地方市場のため参加者も少ないが浮動株も少なく、仕手化しやすい面がある。
なお、唯一公開価格割れとなったパンチ工業には、引受価額付近で分厚い買い板が並び続けており、何者かが仕込み続けているようだ。
商いは薄く注目もさっぱりだが、今後何か起こる前触れか。
この他大型REITとなるGLP投資法人が、クリスマス前に駆け込み上場し、初値は3.3%上昇した。
今年から上場が5年ぶりに再開されたREITは、一挙に4銘柄が上場するも前半の2つは公開価格割れ。
11月下旬に大和ハウスリートが極わずかに上回る程度だった。
吸収金額は1000億円台と巨額だったが、グローバルオフォリングだったため海外投資家の買いを呼び込みやすかったほか、日銀の金融緩和や不動産株の上昇が追い風になった。
今年は既存銘柄の公募増資も活発だった。
REITはもともと利回り商品のため、かねてより初値は公開価格前後で付くことが多いが、大型REITの成功は市況の改善を印象付け、来年へとつながりそうだ。
イオンが2013年2月期中の大型REIT上場を表明している。
続報がないが順調ならば年明け早々にも承認されることになる。
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