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3月IPO [IPO情報]

新規上場はひと息付いているが、3月のIPO再開を2週間後に控えて足元ではブックビルディングがめじろ押しだ。

2月の軒並み暴騰を見せられ、どの銘柄も予約は好調に積み上がっているとの観測だ。

先行する新興市場の案件は仮条件が全て想定価格より上振れで決定。

強い地合いが反映された。

ソフトマックスは既に公開価格が決まったが、想定価格からは2割超高い上限で決まった。

一方、後半からは本則市場の案件が並ぶが、全て上振れではなかった。

鴻池運輸こそ想定価格は中央だが、アサンテ、ファルテック、ブロドリーフの3銘柄は想定価格が上限で下振れ気味での設定だ。

前半とは雰囲気が異なっている。

ただ、2月は一番期待の薄かった協立情報通信が、まさかの3.3倍高と5年2カ月ぶりの初値倍率を記録した。

協立情報は仮条件が想定価格よりもかなり下でブックビルが実施された銘柄だった。

仮条件は一般的に機関投資家へのヒアリングを通して決められる。

しかし、それが市場の思惑と一致するとは限らない。

フタを開けてみるまで分からないのが株式市場である。



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