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24日の東京市場 [東京市場]

24日の東京株式相場は反落。

米国の量的金融緩和の縮小方針でリスク資産から資金逃避が起こるとの懸念が強い中、商品市況安を受け非鉄金属や商社など資源関連株が安い。

中国株の下げが加速したことも投資家心理の悪化につながり、コマツを中心に機械株が業種別下落率1位、自動車など輸出関連株も売られた。

TOPIX の終値は前週末比9.76ポイント(0.9%)安の1089.64、日経平均株価 は167.35円(1.3%)安の13,062.78円。

東証1部の売買高は概算で22億9346万株、売買代金は1兆8962億円で、売買高はことし最低、代金は3月29日以来の低水準。

値上がり銘柄数は769、値下がり852。

国内新興市場では、ジャスダック指数 が0.7%安の88.97と反落、東証マザーズ指数 が1.8%安の723.42と続落した。

きょうの日本株は、ドル・円相場が1ドル=98円台前半で推移するなど為替の円安推移を好感し、朝方は続伸して開始。

日経平均の上げ幅は一時196円に達した。

ただ、中国を中心にアジア株が軒並み安く始まり、日本株も徐々に売りに押されると、午前後半にはTOPIX、日経平均ともにマイナス転換。

中国株安の動きが強まった午後終盤には、両指数とも下げを広げる展開になった。

米連邦準備制度理事会(FRB)が年内に債券購入規模を縮小する可能性を示唆したことをきっかけに、世界的な株式市場の調整が続いている。

きょうも、上海総合指数 が一時5.5%安、韓国総合株価指数 が1.3%安、香港ハンセン指数が2.5%安となっており、過剰流動性を背景とした株高基調が転換するとの懸念は投資家心理の重しとなった。

中国に関しては、ゴールドマン・サックス証券が市場金利の上昇などを理由に、2013年と14年の経済成長見通しを引き下げた。

東証1部33業種は機械、非鉄、輸送用機器、卸売、石油・石炭製品、鉄鋼、精密機器、倉庫・運輸など25業種が下落。

資源関連は、ニューヨーク原油先物相場が前週末の取引で1.8%安と3日続落したほか、ロイター/ジェフェリーズCRB指数 は0.5%安と続落しており、市況安が収益にマイナスに働くとみられた。

機械では、コマツやダイキン工業など中国関連銘柄が下げをけん引した。

一方、その他金融、陸運、空運、電気・ガス、繊維製品、海運など8業種は上昇。

その他金融、繊維は前週後半2日間で下げが目立っていたことから、自律反発狙いの買いが入った。

下落率は、その他金融3.4%、繊維2.5%と、TOPIXの0.7%を大きく上回っていた。


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