SSブログ

12日のNY市場 [米国市場]

12日の米株式相場は反発。 米連邦公開市場委員会(FOMC)が声明で「経済活動は底入れしつつあるように見受けられる」と述べたほか、アナリストが保険会社の見通しを引き上げたのが買いを誘った。

トラベラーズを中心に保険株が上昇。
スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は同社の格付けを引き上げる可能性を示唆した。
オールステートはバンク・オブ・アメリカが投資判断を「買い」に引き上げたのが好感された。

高級住宅建設のトール・ブラザーズは、売上高がエコノミスト予想を上回ったのを手掛かりに大幅上昇。
百貨店のメーシーズも業績見通し上方修正が強材料となり、買いを集めた。
クレディ・スイス・ブループによる買い推奨をきっかけに、電子認証技術のベリサインも上げた。

S&P500種株価指数は前日比1.2%上昇の1005.81。
ダウ工業株30種平均は同120.16ドル(1.3%)高の9361.61ドルで終了した。
ナスダック総合指数は1.5%高の1998.72だった。


6日の米国株 [米国市場]

6日の米株式相場は続落。

米銀JPモルガン・チェースが医療関連株式の投資判断を引き下げたことから、ヘルスケア企業の株価が下落した。
また株式相場の最近の上昇は経済見通しを上回るペースだったとの懸念も売りにつながった。

健康保険シグナやバイオテクノロジー最大手アムジェンが下落。
JPモルガンはヘルスケア関連株式の投資判断を「アンダーウエート」に引き下げた。

プリペイド携帯電話サービス事業者のメトロPCSコミュニケーションズも下落。
同社の四半期決算はアナリスト予想を下回る結果だった。

7日の米労働省の雇用統計では1983年以来の高い失業率が予想されており、失業の増加が景気の長期低迷につながるとの懸念も売りを促した。

S&P500種株価指数は前日比0.6%安の997.07。
ダウ工業株30種平均は同24.71ドル(0.3%)下落の9256.26ドルで終了した。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)の騰落比率は1対2。


3日の米国株 [米国市場]

3日の米株式相場は上昇。
S&P500種株価指数は昨年11月以降初めて1000を上回って引けた。
リセッション(景気後退)が終わりつつあるとの見方が強まったほか、欧州最大の銀行、英HSBCホールディングスの好決算も強材料だった。

S&P500種の産業別10指数はいずれも上昇。
素材株が最も値上がりした。
午前に発表された7月のISM製造業景況指数と6月の建設支出はいずれも予想を上回る結果だった。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)やモルガン・スタンレー、JPモルガン・チェースが上昇。
HSBCの今年上期決算は純利益が33億5000万ドル。
証券事業の利益が2倍強に増えたのが寄与した。
自動車メーカーのフォード・モーターも大幅上昇。
同社の7月販売は2007年以降初めて前年同月比プラスを記録した。

S&P500種株価指数は前営業日比1.5%高の1002.62と、オバマ米大統領が選挙に勝利した昨年11月4日以来の高水準。
ダウ工業株30種平均は同114.95ドル(1.3%)上昇の9286.56ドルで終了した。
ナスダック総合指数は1.5%上昇の2008.61で取引を終えた。


31日の米国株 [米国市場]

31日の米株式相場は小幅続伸。
国内総生産(GDP)が予想を上回り、リセッション(景気後退)から脱却しつつあるとの思惑が高まり、買いが入った。
ダウ工業株30種平均は月間ベースで2002年以来の大幅高。

ダウ平均の構成銘柄の中ではゼネラル・エレクトリック(GE)やバンク・オブ・アメリカ(BOA)、アルコアがけん引役となった。
第2四半期(4-6月)の実質GDP速報値は前期比年率1%減少。
エコノミストの予想中央値(1.5%減)ほど悪くなかったことが買いを誘った。

フォード・モーターは急伸。
中古車買い替え支援策の追加支出が自動車需要を高めるとの思惑が背景にある。

S&P500種株価指数は前日比0.1%高の987.48と、昨年11月4日以来の高水準。
月間では7.4%上昇し、07年以来で最長の5カ月連続高。
ダウ工業株30種平均は同17.15ドル(0.2%)上昇の9171.61ドルで終了した。
月間は8.6%高。


28日の米国株 [米国市場]

28日米株式市場ではS&P500種株価指数が反落。
 
消費者信頼感指数が予想を下回ったことに加え、オフィス・デポやコーチの決算が予想よりも悪かったことを嫌気し、売りが優勢になった。

ダウ工業株30種平均の構成銘柄の中ではアメリカン・エキスプレス(アメックス)やエクソンモービルの下げが目立った。

米民間調査機関のコンファレンス・ボードが発表した7月の消費者信頼感指数は雇用市場の悪化が消費者マインドに打撃を与えているとの懸念をあらためて示した。
 
オフィス・デポは18%下げ、コーチは1.3%安。
一方、ハイテク株やヘルスケア株が上昇したため、相場全体の下げは限定的だった。

S&P500種株価指数は前日比0.3%安の979.63。
ダウ工業株30種平均は同 11.79ドル(0.1%)下落の9096.72ドルで終了した。


27日の米国株 [米国市場]

27日の米株式相場は上昇。
 
医療保険のエトナや家電量販のラジオシャックの決算がそれぞれ失望を誘ったものの、新築住宅販売件数が8年ぶりに高い伸びを示したことが支援材料となった。

センテックスは9.1%高。
S&P500種の住宅建設株指数をほぼ3カ月ぶりの高値に押し上げた。
バンク・オブ・アメリカ(BOA)やウェルズ・ファーゴ、JPモルガン・チェースも高い。
一方、エトナとラジオシャックは下落した。

S&P500種株価指数は前週末比0.3%高の982.18。
ダウ工業株30種平均は同15.27ドル(0.2%)上昇の9108.51ドルで終了した。

ラッセル2000種指数は0.4%高の550.88と、昨年10月14日以来の高値となった。

20日の米国株 [米国市場]

20日の米株式相場は上昇。
S&P500種株価指数は昨年11月以来の高値で引けた。
経済指標が予想を上回る結果だったほか、米商業金融CITグループが破たんを回避できるとの観測が買いにつながった。

建機最大手のキャタピラーやアルミ生産のアルコアが上昇。
午前に米民間調査機関コンファレンス・ボードが発表した6月の米景気先行指標総合指数(LEI)は3カ月連続で前月比プラスを記録した。

CITは79%急伸。
関係者が明らかにした債券保有者からのつなぎ融資合意が好感された。
おもちゃメーカーのハスブロや配電機器メーカー、イートンも上昇。
四半期決算がアナリスト予想を上回ったのが強材料となった。

S&P500種株価指数は前営業日比1.1%高の951.13。
終値ベースで昨年11月5日以来の高値となった。
ダウ工業株30種平均は同104.21ドル(1.2%)上昇の8848.15ドルで終了した。
ダウ平均は年初からの下げを消し、6カ月ぶり高値で終えた。


米国株式市場 [米国市場]

米株式相場は下落。
S&P500種株価指数は週間ベースで4週連続の下げとなった。
午前に発表された7月のロイター・ミシガン大学消費者マインド指数が予想を下回ったことから、景気回復はまだ遠いとの懸念が背景。

米商業金融のCITグループが急落。
米連邦預金保険公社(FDIC)は、CITが新たに起債する社債を保証しない可能性があるとの懸念が手掛かりだった。
石油のシェブロンが下げ、ダウ工業株30種平均を押し下げた。
この日のニューヨークの原油先物は下落、週間ベースでは1月以来最大の大幅安となった。
シェブロンはドルの下落が利益を損ねたと述べた。
一方、テクノロジー株は上昇。
アナリストがヤフーやMEMCエレクトロニック・マテリアルズの株式投資判断を引き上げたのがきっかけだった。

S&P500種株価指数は前日比0.4%安の879.13。
週間では1.9%下落した。
ダウ工業株30種平均は36.65ドル(0.5%)下落の8146.52ドルで終了した。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)の騰落比率は3対4。


9日の米国株 [米国市場]

9日の米株式相場は上昇。
この日はアナリストによるゴールドマン・サックス・グループの株式投資判断引き上げを手掛かりに金融株の買いが膨らんだほか、天然ガス価格の上昇でエネルギー株が堅調に推移した。
一方、製薬株は下落し、株価指数の上値を抑えた。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)のアナリストがゴールドマンの株を買い推奨に指定、ゴールドマンの4-6月期のトレーディング収入は過去最高を記録する可能性があると指摘した。
サウスウエスタン・エナジーとキャボット・オイル・アンド・ガスはいずれも大幅高。
天然ガスと原油相場の反転が好感された。
一方、メルクを中心に製薬株が下落。
アナリストによる株式投資判断の引き下げが嫌気された。

S&P500種株価指数は前日比0.35%高の882.68。
ダウ工業株30種平均は4.76ドル(0.06%)上昇の8183.17ドルで終えた。


9日の米国株 [米国市場]

9日の米株式相場は総じて上昇。3営業日ぶりの上げだった。 米半導体メーカー2位のテキサス・インスツルメンツが発表した業績予想が予想を上回ったことが好感された。 ただ生活必需品株や鉱工業株は売られた。 クレジットカード大手のアメリカン・エキスプレスが金融株の上げをけん引した。 米財務省が金融機関10社に対して、計680億ドルの公的資金返済を承認したのが強材料だった。 空調機を製造するユナイテッド・テクノロジーズが下落。 ダウ工業株30種平均は小幅安となった。 消費財大手のプロクター・アンド・ギャンブルは、ビジネス環境が依然として厳しいことを指摘したのが売り材料となり、下落した。 ニューヨーク証券取引所の騰落比率は4対3。 S&P500種株価指数は前日比0.4%高の942.43。 ダウ工業株30種平均は1.43ドル安の8763.06ドルで終えた。