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来週の相場展望 [為替情報]

来週の外国為替市場は、世界的な景気の下げ止まり期待を受けた「リスク許容度改善の円全面安」の持続性を試す流れとなりそうだ。引き続き豚インフルエンザの被害拡大や、7日に延期された米銀ストレステスト結果公表、6月に再建計画の提出が迫る米GMの行方など、突発的な悪材料による株安・円高リスクは消えていない。 とくに4-6日は東京市場が連休となるため、ひとたび悪材料が出てくると国内勢が不在の間に円高・外貨安が加速される可能性も秘めている。一方で最近は米国、欧州、英国、中国などで経済指標の下げ止まりが相次いできた。 基礎的なファンダメンタルズの改善が、リスク回避の円高のエネルギーを後退させそうだ。このまま東京連休中も信用不安の後退が続けば、アジア株や欧米株の続伸によって円全面安の流れが継続。強力な円の買い手である国内輸出企業などが不在の間に、ドル/円、クロス円で円安・外貨高がオーバーシュートするという波乱リスクも残されている。 その他、欧州系金融機関の決算発表や米国債の四半期定例入札にも、一喜一憂の展開が予想されそうだ。
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