米国株 [米国市場]
2日の米株式相場は4日続伸。
ヘルスケア株に買いが入ったほか、住宅市場が改善しているとの楽観的な見方が支援材料となった。
一方、金融機関が政府支援の返済に向けて新株発行による増資を実施し、既存株主の利益が希薄化されるとの懸念が上値を抑えた。
4月の中古住宅販売成約指数が過去7年で最大の伸びを記録したことを好感し、住宅建設のD.R.ホートンとパルト・ホームズが大幅高となった。
S&P500種株価指数のヘルスケア株指数は1.1%高。
オバマ米大統領が議会に医療制度改革法案の通過を求めたことが買いを誘った。
しわ対策の注入薬「ボトックス」のメーカー、アラーガンや医療機器のインテュイティブ・サージカルが投資判断の引き上げを受けたことも買い材料。
一方、JPモルガン・チェースとアメリカン・エキスプレスは新株発行が嫌気されて下げた。
S&P500種株価指数は前日比0.2%高の944.74で終了。年初からでは4.6%高。
ダウ工業株30種平均は19.43ドル高の8740.87ドルで終えた。
年初からの下落率は0.4%。一時は年初来で上げに転じる場面もあった。
2009-06-03 07:48
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