今週の株式市場展望 [株式展望]
今週の東京株式市場は騰勢一服となりそうだ。
国内主要企業の4-6月期決算が本格化するが、これまでの株価上昇ですでに上振れ期待を織り込んでいる。
意外感のある内容でなければ、いったん材料出尽しとなり利益確定売りが先行しやすい。
日経平均は7月13日の安値9050円を底値として急ピッチで上昇、24日には1万円の大台に接近している。
米金融機関や主要企業の4-6月期決算が相次いで事前予想を上回る内容となり、景気の先行きに対する悲観的な見方が後退した。
日本株は円高警戒や政局不安などから出遅れたものの、おおむね米国株と同時進行で上昇している。
7月第5週(7月27日-7月31日)も相場を大きく崩すような要素は少ない。
ただ、日経平均は24日までに8日続伸、米国株市場にも短期的な過熱感が出ている。
主要企業の決算発表日程は
27日に日本郵船、JR東日本
29日に日立、JFE
29日に新日鉄、野村ホールディングス
30日にNEC、ソニー
31日に武田、三菱重工などとなっている。
東証1部の売買高は、一部のテーマ株や指数リバランスに伴う売買で膨らんでいるが、実質は薄商いとみられている。
個人投資家の多くは短期の回転売買が中心で、指数を押し上げるようなインパクトは乏しい。
2009-07-26 07:45
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