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17日の東京市場 [東京市場]

17日の東京株式相場は大幅続伸。
米国の経済指標が改善したほか、欧州ではギリシャの財政問題に対する不安も後退、金融引き締め政策を受けた中国株安に対する警戒感も遠のいた。
世界景気の回復持続期待から鉄鋼や海運、電機といった景気敏感業種が買われ、東芝など原発関連や、ゼネコンを中心にドバイ関連株も高い。

日経平均株価の終値は前日比272.58円(2.7%)高の1万0306.83円と、今日の高値で引けた。
TOPIXの終値は同19.46ポイント(2.2%)高の904.63。

東証1部の売買高は概算17億5587万株。
売買代金は1兆2323億円で、前日を5割近く上回った。
値上がり銘柄数が1403、値下がりは177。

東証1部銘柄の8割超が上昇する中、日本製紙グループ本社などパルプ・紙株の一角が安い。
印刷用紙の事業環境の厳しさを踏まえ、三菱UFJ証券が16日付で、セクターの投資判断を「中立」に引き下げており、パルプ・紙指数は業種別33指数で唯一下落。
このほか、2009年12月期決算が従来の会社計画を下回ったセキュアード・キャピタル・ジャパンが急落し、東証1部の下落率首位。
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