日本株週間展望 [株式展望]
3月第2週(8-12日)の日本株相場は、一進一退が予想される。
翌週に日米欧で重要イベントが相次ぐため、投資家は様子見姿勢を強める見通し。
一方で、週末に株価指数先物・オプション3月限の特別清算値(SQ)算出を控え、SQ絡みの取引から先物主導で上下に振れる場面は増えそうだ。
第1週の日経平均株価終値は、前週末比242円(2.4%)高の1万0368円と4週連続の上昇。
週初から方向感がなく、もみ合う展開が続いたが、日本銀行の追加金融緩和観測が広がった週末5日に急伸した。
日経平均の日足チャートを見ると、25日、75日、200日の各移動平均線がいずれも1万円台前半で収れんしつつあり、上下どちらにも行きにくい投資家の気迷い状態が読める。
12日は株価指数先物・オプションのSQ算出日。
3カ月に1度のメジャーSQで注目度は高く、現段階では期先物へのロールオーバー(乗り換え)が順調に進んでいると思われる。
3月2週の経済統計
国内では
・8日に2月の景気ウォッチャー調査
・9日に1月の景気動向指数と2月の工作機械受注
・10日に1月の機械受注
・11日には昨年10-12月期のGDP2次速報値が発表される予定。
米国では
・11日に1月の貿易収支
・12日に2月の小売売上高と3月のミシガン大学消費者信頼感指数など。
欧州では
・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁の講演が10日に予定されている。
2010-03-06 08:00
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