19日の東京市場 [東京市場]
19日の東京株式相場は大幅続落。
米国の金融検査当局が米金融大手のゴールドマン・サックス・グループを詐欺的行為があったとして民事提訴したことを受け、リスク資産圧縮の動きが広がった。
金融や輸出、資源関連株中心に売られ、東証1部の業種別33指数はすべて安い。
日経平均株価の終値は前週末比193.41円(1.7%)安の1万0908.77円、TOPIXは同18.00ポイント(1.8%)安の970.84。
東証1部の売買高は概算で20億2864万株、売買代金は1兆4314億円。
値下がり銘柄数が1470、値上がり159。
個別では、世界的な景気後退、円高、デフレといった経済環境の影響を受け、2010年3月期は連結営業減益に一転したもようと発表したコナミが急落。
販売コスト増や特別損失の計上が響き、10年3月期の連結業績が従来予想を下回ったもようのKDDIも安い。
このほか、アイスランドの火山噴火により欧州便の欠航が相次いでいることで、収益環境の不透明感から全日本空輸など空運株が下げた。
国際航空貨物を手掛ける近鉄エクスプレス、郵船航空サービスも安く、旅行会社のKNT(近畿日本ツーリスト)は急落。
半面、重電機器の販売増加で10年3月期利益が従来計画から大幅に上振れたもようの高岳製作所が急伸。
三菱UFJ証券が投資判断を「3(中立)」から「2(アウトパフォーム)」に上げたほか、午後1時に10年3月期業績予想の上方修正を発表したKOAも大幅高。
2010-04-19 18:56
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