21日の東京市場 [東京市場]
21日の東京株式相場は大幅上昇。
米国企業の好決算が相次いだほか、為替がやや円安・ドル高方向で推移し、業績期待から電機や自動車など輸出関連株が買われた。
資源や素材関連業種も上げ、東証1部の業種別33指数はすべて高い。
日経平均株価の終値は前日比189.37円(1.7%)高の1万1090.05円、TOPIXは同14.96ポイント(1.5%)高の987.07。
両指数ともこの日の高値圏で引けた。
東証1部の売買高は概算で22億4332万株、売買代金は1兆6533億円。
値上がり銘柄数が1509、値下がり114。
20日の米国株式市場では、複数企業の四半期決算が市場予想を上回ったことや、原油相場の上昇を受けてS&P500種など主要株価3指数がそろって上げた。
また、コンピューター・電子機器メーカーの米アップルが20日の通常取引終了後に発表した1-3月決算もアナリスト予想平均を上回ったほか、米インターネット検索のヤフーの1-3月利益も、オンライン広告市場の持ち直しなどでアナリスト予想から上振れた。
一方、21日の外国為替市場では1ドル=93円台前半と、前日比でやや円安推移。
日本の輸出関連企業の採算悪化懸念が後退し、東証33業種の対TOPIX上昇寄与度上位には電機、輸送用機器、機械などが入り、個別ではホンダ、ファナック、京セラ、TDK、信越化学工業などが上げた。
このほか、20日のニューヨーク商業取引所では、原油先物が2.5%高となるなど国際商品市況がそろって反発。
商品市況高が収益押し上げ要因となる石油資源開発、住友金属鉱山、住友商事など資源株も堅調だった。
2010-04-21 16:20
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