7日の東京市場 [東京市場]
7日の東京株式相場は、東証1部の値下がり銘柄数が2日連続で1500を超すほぼ全面安。
ギリシャなどの欧州財政懸念の深刻化や為替の急激な円高進行を受け、リスク回避の動きが広がった。
東証1部の33業種は電機や精密機器など輸出関連、金融を中心にすべて下げ、日経平均株価は2カ月ぶりの安値に沈んだ。
日経平均株価の終値は前日比331.10円(3.1%)安の1万0364.59円、TOPIXは24.98ポイント(2.6%)安の931.74。
東証1部の値上がり銘柄数は91、値下がり1568と全体の94%が下げた。
東証1部の売買高は概算31億1562万株、売買代金は同2兆2598億円 。
売買高は1月14日(32億2679万株)以来、3カ月半ぶりの高水準。
売買代金は、株価指数先物・オプションの特別清算指数(SQ)算出日を除き、08年11月5日(2兆3281億円)以来、1年半ぶりの大商いとなった。
日経平均は午前の取引で一時4.1%安と、昨年3月30日(4.5%)以来の日中下落率を記録した。
当時はリーマン・ショックによる影響がまだ色濃く残り、米銀行業績や米自動車大手の支援計画など信用リスクに対する警戒が根強かった。
ギリシャ問題が同国単独では解決しない、という市場の信用警戒感が当時と同規模の震度につながった格好だ。
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2010-05-07 16:28
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