18日の東京市場 [東京市場]
18日の日本株相場は、TOPIXが小幅ながら3日続落となった。
欧州財政問題の先行き不安、中国の金融引き締め懸念が根強い中、原油や銅など海外商品市況が下落しており、収益への悪影響を懸念し石油・石炭製品や鉱業、非鉄金属、商社など資源関連株が安い。
世界景気の動向に敏感な海運株も売られた。
TOPIXの終値は前日比6.52ポイント(0.7%)安の913.91。
一方、日経平均株価は同6.88円(0.1%)高の1万0242.64円と一部値がさ輸出株の堅調が支え、小高く引けた。
東証1部33業種は27業種が下落、6業種が上昇。
東証1部の騰落銘柄は、値下がり1152に対し値上がり424。
売買代金は1兆5719億円と、前日1兆8007億円から13%減った。
今日の日本株相場は、前日の大幅安の反動から上昇して始まったものの、徐々に上げ幅を縮小、午前の取引でTOPIXは下落に転じた。
ユーロ安に対する過度の警戒感の後退から朝方は買い戻しが先行する半面、ユーロの戻りの鈍さとともに上値の重い展開となった。
33業種の値上がり率上位にはパルプ・紙が入った。
為替相場の円高警戒感の根強さから、コスト面で恩恵を受けるとの見方から買いが入った。
このほか、水産・農林や医薬品、陸運など海外景気変動の影響を受けにくい業種も相対的に堅調な値動きだった。
2010-05-18 16:41
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