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9日の東京市場 [東京市場]

9日の東京株式相場は3日ぶりに反発。 ポルトガルの国債入札が順調だったことで、欧州の財政や景気に対する懸念が和らぎ、自動車や電機など輸出関連、鉄鋼など素材関連株中心に高くなった。 原油や銅など国際商品市況の上昇を好感し、商社や非鉄金属株も高い。 日経平均株価の終値は前日比73.79円(0.8%)高の9098.39円、TOPIXは5.85ポイント(0.7%)高の826.84。 東証1部の売買高は概算で13億396万株、売買代金は同9122億円。 値上がり銘柄数は1128、値下がり銘柄数は369。   昨日の日本株の下落要因だった欧州財務懸念が後退、円高も小康状態となったことを受け、終日堅調な動きを見せた。 ポルトガル政府は8日に国債入札を実施し、2021年償還債の応札倍率が2.6倍と前回3月の1.6倍を上回った。 ポーランドが実施した5年債入札は、需要が08年以来の最高だった。 為替市場では、昨日15年ぶりの高値を付けた1ドル=83円34銭に比べ、83円台後半での動きと急激な円高はやや一服。 欧州での国債入札での需要改善から域内債務危機が悪化するとの懸念が後退し、日本政府が為替介入に踏み切るとの観測も材料となっている。 業種別では、昨日大きく下げた輸出関連株に加え、商社や非鉄金属が高くなった。 原油や銅、ニッケルなど昨日の海外商品市場が上昇。 さらに大和証券キャピタル・マーケッツでは、株価調整で悪材料は織り込まれたとし、総合商社セクターの業界判断を「強気」に引き上げた。 個別でも格上げした三井物産や三菱商事を中心に、商社株は堅調。 住友金属鉱山や三菱マテリアルなど非鉄株も上げた。
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