ニューヨーク外為市場

27日のニューヨーク外国為替市場では、ユーロがほぼ横ばいとなり、ドルに対して約11カ月ぶりの安値水準付近で推移した。

今週のイタリア国債入札が待たれている。

英市場が休場で、米国でも市場参加者が少なく、商いは全般的に薄かった。

ユーロ／ドルは0.07％高の1.3067ドル。

ドル／円は0.13％安の77.85円。

ドル／円は年初から約4％下落している。

イタリアは29日に期間3年と10年の国債入札を行う。

先週欧州の銀行は、欧州中央銀行（ECB）が初めて実施した3年物オペで、5000億ユーロ近くを借り入れた。

投機筋は既に、ユーロ売りドル買いで既にかなりのポジションを取っていることから、仮に入札が順調にこなされれば、ユーロ／ドルは1.30ドルを上回る水準でしっかりと維持すると市場参加者は予想している。

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