JAL再上場 [IPO情報]
ついに3日、日本航空の再上場が承認された。
朝方に同日にも承認されることが事前報道されたせいか、東京証券取引所では前場のザラ場中にもかかわらず承認を発表するという異例の措置を執られた。
6月の事前報道どおり来月19日上場する。
筆頭主幹事は航空株では2011年12月のスターフライヤー(SFJ)に続いて大和証券が務める。
想定公開規模は6632億円と、最近では10年4月に上場した第一生命保険(1兆88.6億円)に次ぐ巨大上場だ。
もちろんグローバルオファリングとなる。
コード番号は上場廃止時の「9205」ではなく、日本エアシステム(JAS)との統合前に使用していた「9201」になった。
鶴丸マークの復活といい、完全にJASのにおいを消したいのではないかともうかがえるが、名実ともに栄華を誇った時代の01銘柄が復活することになる。
なお、01が使用される理由は単に法人格の問題で、現在のJALは上場廃止時のJALではなく、JASとの統合前の法人格だからだ。
テクニカル的には2年前の10年1月ではなく、02年10月に上場廃止した会社ということになる。
一方で、3日付の「産経新聞」によれば、逆風は強まるばかりのようだ。
自民党からの横やりが上場申請の報道時にも話題になった。
同党の西田昌司参院議員が2日の参院国土交通委員会で、会社更生法の手続き終了直前の11年3月に実施した総額127億円の第三者割当増資について「再上場後の値上がりが確実な情報を知っていたからだ」と追及したという。
今どき未上場株が値上がり確実とはSFJの事例を見てもらいたいものだが、政界では今なおリクルート事件の記憶が強いのかもしれない。
日経平均株価は低迷しており年初来安値の水準にある。
全日本空輸による公募増資が7月に実施された後に、このような状況で資金吸収がスムーズに行くのかどうかは予断を許さない。
大型IPOでは昨年末以降、日興アセットマネジメントやAvanStrateが承認後に上場を延期した。
関係者にとっては、これから抜き差しならぬ夏を迎えることになりそうだ。
朝方に同日にも承認されることが事前報道されたせいか、東京証券取引所では前場のザラ場中にもかかわらず承認を発表するという異例の措置を執られた。
6月の事前報道どおり来月19日上場する。
筆頭主幹事は航空株では2011年12月のスターフライヤー(SFJ)に続いて大和証券が務める。
想定公開規模は6632億円と、最近では10年4月に上場した第一生命保険(1兆88.6億円)に次ぐ巨大上場だ。
もちろんグローバルオファリングとなる。
コード番号は上場廃止時の「9205」ではなく、日本エアシステム(JAS)との統合前に使用していた「9201」になった。
鶴丸マークの復活といい、完全にJASのにおいを消したいのではないかともうかがえるが、名実ともに栄華を誇った時代の01銘柄が復活することになる。
なお、01が使用される理由は単に法人格の問題で、現在のJALは上場廃止時のJALではなく、JASとの統合前の法人格だからだ。
テクニカル的には2年前の10年1月ではなく、02年10月に上場廃止した会社ということになる。
一方で、3日付の「産経新聞」によれば、逆風は強まるばかりのようだ。
自民党からの横やりが上場申請の報道時にも話題になった。
同党の西田昌司参院議員が2日の参院国土交通委員会で、会社更生法の手続き終了直前の11年3月に実施した総額127億円の第三者割当増資について「再上場後の値上がりが確実な情報を知っていたからだ」と追及したという。
今どき未上場株が値上がり確実とはSFJの事例を見てもらいたいものだが、政界では今なおリクルート事件の記憶が強いのかもしれない。
日経平均株価は低迷しており年初来安値の水準にある。
全日本空輸による公募増資が7月に実施された後に、このような状況で資金吸収がスムーズに行くのかどうかは予断を許さない。
大型IPOでは昨年末以降、日興アセットマネジメントやAvanStrateが承認後に上場を延期した。
関係者にとっては、これから抜き差しならぬ夏を迎えることになりそうだ。
コメント、ありがとうございました。
ひたちなか市は、地元だったのですね。
by toshi (2012-08-06 10:20)
こんにちは^^
実は、家の中にいました。
ちょうど家の前で山車が停まって毎回ひとふし披露してくれますのでそれでよし、と(笑)。
ご覧になりましたか?
2日間、猛暑でしたね;;;;
今は雨が降っています。涼しくてちょっとほっとしますね。
by niki (2012-08-06 13:05)