JALのブックビル [IPO情報]
8月最終週は東証マザーズと大証JASDAQにて1社ずつの新規承認があったほか、日本航空の仮条件が発表された。
JALは発表から間髪おかず31日から、早速ブックビルディングが始まった。
当面は最初に来る、JAL一色ということになろう。
JALは巨大な公開規模を背景に、引受証券各社は早くから売り込みに駆けずり回っており、仮条件が決まった日も早々と営業員らは需要積み上げに追われた。
個人投資家の反応はさまざまのようだが、旧株主など過去の破綻した時の記憶がさめやらないとあって、株価うんぬんの前に拒否反応を示すことも少なくないという。
速すぎる再建が逆にあだになってしまっているようだ。
とはいえ、29日付の時事通信によれば、プレヒアリングの調査では大方のメドが付いたと報じている。
仮条件発表時には特に売り出し株数の削減もなかった。
企業再生機構は一括売却のメドが付いたとして、上場日に公的支援の正式終結を宣言するという。
プレヒア段階では引き受ける証券会社側も空手形を切っている可能性はあるが、新規承認から仮条件発表まで3週間近くも空けて営業力をつぎ込める体制にしたことは、一応の成果が出ているようだ。
他方、JAL後の今週にはエー・ピーカンパニーとメディアフラッグの2社が上場を予定している。
前者は居酒屋「塚田農場」を経営、後者は営業支援を手掛けている。
外食関連企業のIPOとしては、昨年6月のイートアンド以来だが、居酒屋としては2007年7月のきちり以来となり、実に久しぶり。
何かと厳しい業界ではあるが、塚田農場は足元で出店数を増やしており勢いがある。
また、メディアフラッグは業績はまだ小規模なものの、名だたる企業や人物が株主に名を連ねる。
JAL以外の両社も素通りするわけにはいかないIPOということになりそうだ。
JALは発表から間髪おかず31日から、早速ブックビルディングが始まった。
当面は最初に来る、JAL一色ということになろう。
JALは巨大な公開規模を背景に、引受証券各社は早くから売り込みに駆けずり回っており、仮条件が決まった日も早々と営業員らは需要積み上げに追われた。
個人投資家の反応はさまざまのようだが、旧株主など過去の破綻した時の記憶がさめやらないとあって、株価うんぬんの前に拒否反応を示すことも少なくないという。
速すぎる再建が逆にあだになってしまっているようだ。
とはいえ、29日付の時事通信によれば、プレヒアリングの調査では大方のメドが付いたと報じている。
仮条件発表時には特に売り出し株数の削減もなかった。
企業再生機構は一括売却のメドが付いたとして、上場日に公的支援の正式終結を宣言するという。
プレヒア段階では引き受ける証券会社側も空手形を切っている可能性はあるが、新規承認から仮条件発表まで3週間近くも空けて営業力をつぎ込める体制にしたことは、一応の成果が出ているようだ。
他方、JAL後の今週にはエー・ピーカンパニーとメディアフラッグの2社が上場を予定している。
前者は居酒屋「塚田農場」を経営、後者は営業支援を手掛けている。
外食関連企業のIPOとしては、昨年6月のイートアンド以来だが、居酒屋としては2007年7月のきちり以来となり、実に久しぶり。
何かと厳しい業界ではあるが、塚田農場は足元で出店数を増やしており勢いがある。
また、メディアフラッグは業績はまだ小規模なものの、名だたる企業や人物が株主に名を連ねる。
JAL以外の両社も素通りするわけにはいかないIPOということになりそうだ。
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