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ニューヨーク外為市場 [為替情報]

12日のニューヨーク外国為替市場ではユーロが対ドルで2カ月ぶりの安値近辺で取引された。

ギリシャには今後2年で約150億ユーロ(約1兆5150億円)の追加資金が必要になるとの試算が示され、救済「プログラムへのリスクは引き続き極めて高い」と指摘された。

ユーロは対円では約1カ月ぶりの安値付近。

欧州連合(EU)欧州委員会と欧州中央銀行(ECB)、国際通貨基金(IMF)で構成する「トロイカ」は、ギリシャの支払い能力を維持する計画を模索するユーロ圏財務相会合(ユーログループ)に向けて概算を示した。

ニュージーランド(NZ)ドルは上昇。

中国の貿易黒字が予想を上回り、資源輸出の見通しが改善された。

ユーロは対ドルで前営業日比ほぼ変わらずの1ユーロ=1.2710ドル。

前週末には一時1.2690ドルと9月7日以来の安値に下落した。

対円ではほぼ変わらずの1ユーロ=101円03銭。

円は対ドルでほぼ横ばいの1ドル=79円50銭。

中国の税関総局が10日発表したところによると、10月の貿易黒字は320億ドル。

エコノミスト予想は273億ドルだった。

NZドルはこの日、対米ドルと対円で0.4%上昇した。

豪ドルも対米ドルで0.4%高。

中国外国為替取引システム(CFETS)によると、人民元は上海市場で前週末比0.26%高の6.2291元で終了。

9月28日以来の大幅な値上がりとなった。

ギリシャのサマラス首相は2013年の予算通過に十分な支持を連立与党の議員から得た。

オランダのダイセルブルーム財務相は12日、同日のユーロ圏財務相会合(ユーログループ)後、ギリシャ救済に関する最終決定に向けて週内に再びブリュッセルで会合を開く必要があるかもしれないとの認識を示した。

ユーロ圏財務相は16日に期限を迎えるギリシャ債務50億ユーロがデフォルトに陥ることがないよう配慮しているが、6月以降凍結している315億ユーロの同国向け融資の支払いを承認する可能性は小さいという。

ポンドは主要通貨の大部分に対して下落。

対ユーロで0.1%、対ドルでも0.1%下げた。

2日後に発表されるイングランド銀の四半期報告は追加資産購入の余地を与える可能性がある。

直近の政策決定会合では追加緩和は見送られた。

同会合の議事録は来週公表される。



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