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NY外為市場(22日) [為替情報]

22日のニューヨーク外国為替市場で、主要通貨に対するドル指数が年初来安値をつけた。米国債の格付け見通しをめぐる懸念が高まっている。 スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は21日、英国の格付け「AAA」の見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げた。これを受けて米国のソブリン格付け引き下げに対する懸念が強まり、この日もドルと米国債が売り込まれた。 一方、株式相場は日中の大半をプラス圏で推移した。米株の上昇と世界経済に対する明るい見方を背景にリスクを取る動きが強まり、ユーロ/ドルは1.40ドルを上回り、ポンド/ドルも6カ月半ぶりの高値を付けた。 主要6通貨に対するICEフューチャーズUSドル指数.DXYは週間ベースの下落率が3.6%と3月以来の大きさとなる見込み。5月初めからは5%以上下げている。 終盤の取引では同指数は0.6%安。一時79.805まで下落し、年初来最安値をつけた。 ユーロ/ドルは0.8%高の1.4009ドル。ロイターのデータによると、一時1.4050ドルまで上昇し1月上旬以来の水準となった。 一部のアナリストはS&Pによる英国の格付け見通し引き下げについて、先進国はいずれも財政支出が拡大する可能性が高いとして、市場の反応は行き過ぎている可能性があるとの見方を示している。 ドルとドル建て資産に対する投資家の需要を判断する上で、来週の総額1010億ドルの米国債入札がカギを握るとの見方が出ている。ドル/円は0.4%高の94.81円。 ロイターのデータによると一時2カ月ぶりの安値となる93.86円をつけた。ポンド/ドルは0.4%高の1.5911ドル。一時11月上旬以来の高値となる1.5947ドルまで上昇した。 25日の米金融市場はメモリアル・デーで休場となる。
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