29日の米国株 [米国市場]
29日の米株式相場は続伸。S&P500 種株価指数が月間ベースで2007年以来初めて3カ月連続プラスを記録した。
世界景気回復観測を材料に商品株や輸送関連株、金融株に買いが膨らんだ。
資源大手フリーポート・マクモラン・カッパー・アンド・ゴールドや鉄道のCSX、金融キャピタル・ワン・ファイナンシャルはいずれも上昇。
商品19銘柄で構成するロイター・ジェフリーズCRB指数が月間ベースの上昇率を14%に伸ばし、1974年以来で最大の上げを記録した。
米国債相場は週間ベースでの下げ幅を切り詰め、外国為替市場ではドルが今年初めて1ユーロ=1.41ドル台に下落した。
S&P500種株価指数は前日比1.36%高の919.14で終了した。ダウ工業株30種平均は96.53ドル(1.15%)高の8500.33ドル。
S&P500種素材株価指数は3%上昇と、産業別10指数のなかで値上がり率最大だった。
フリーポートは4.3%高、産金大手ニューモント・マイニングも3.2%値上がりした。
石油のシェブロンと油田サービスのシュルンベルジェはそれぞれ1.3%と1.6%の上昇だった。
米鉄道大手バーリントン・ノーザン・サンタフェとユニオン・パシフィックを中心にS&P500種運輸株価指数は4.8%高と業種別24指数の中で上昇率が最も高かった。
S&P500種金融株価指数は1.7%上昇。一時は1.3%安まで売り込まれる場面もあった。
キャピタル・ワンは5%高、米銀ウェルズ・ファーゴは3%上昇した。
2009-05-30 08:44
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