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NY外為市場 [為替情報]

29日のニューヨーク外国為替市場では、ドルが主要通貨バスケットに対して5カ月ぶりの水準に下落。ユーロ/ドルは年初来初めて1.41ドル台に乗せた。 世界的な景気回復への期待から高利回り通貨・資産が買われた。 第1・四半期の米国内総生産改定値が上方修正されたことを受けて株式が堅調となり、安全資産としてのドルの魅力が低下した。 ポンド/ドルは1.62ドル付近に上昇し、月間では1985年以来の上げとなる勢いとなった。 米財政赤字が膨らむ中、債務の増大をめぐる懸念も、今週ドルを圧迫した。 韓国の公的年金基金NPSが5年間の資産運用計画を発表し、米国債のほか株式などのリスク資産の保有比率を引き下げるとともに、目標運用利回りも引き下げたことも、懸念を深めた。 弱いドルを背景に石油価格が上昇していることから、ドルや円を売って資源国通貨が買われていると指摘した。 ユーロ/ドルは1.4%高の1.4137ドル。一時、1.4168ドルと2008年12月以来の高値をつけた。 ポンド/ドルは1.6%高の1.6169ドル。一時、08年10月上旬以来の高値である1.6199ドルをつけた。 ドル/円は1.7%安の95.25円。 豪ドル/米ドルは08年9月以来初めて0.8000米ドルを上回った。月間では10%超の上昇ペースとなっている。 米ドルは対カナダドルで2.1%安の1.0908カナダドルをつけた。 主要6通貨に対するICEフューチャーズUSドル指数.DXYは1.5%安。5月は1985年3月以来の下げとなることが見込まれる。
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