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10日のNY外為市場 [為替情報]

10日のニューヨーク外為市場では円が上昇。
米企業決算をめぐる懸念や、世界経済の回復期待の後退を背景にドルも買われた。
7月の米ミシガン大消費者信頼感指数が予想を下回ったことも円とドルの支援材料となった。
投資家は株や商品などのリスク資産を売却しドルや円を買い戻した。
ドル/円JPYは0.6%安の92.40円。
ユーロ/円EURJPYは1.1%安の128.89。

ドルは安全資産としての買いが入り、円以外の通貨に対しては上昇した。
ICEフューチャーズのドル指数.DXYは0.5%上昇。
ユーロ/ドルEURは0.5%安の1.3949ドルとなった。
ポンド/ドルGBPは0.8%安の1.6208ドル。

スイスフランは下落。
スイス国立銀行(中央銀行)のロート総裁が、今後もスイスフランの上昇を抑制することによりデフレ回避を目指すとの考えを示した。
ドル/スイスフランは0.6%高の1.0844スイスフランCHFとなった。

今週は円とドルが比較的リスクの低い資産として買われたが、円の上昇がドルを上回った。
これについて一部のアナリストは、ドルの準備通貨としての地位をめぐり主要国首脳会議(ラクイラ・サミット)で討議されるとの見方が一因と指摘した。
ただ、準備通貨見直しに関する中国の提案に対する首脳の反応は限定的だった。

ガイトナー財務長官はCNNとのインタビューで強いドルが米国の利益とあらためて表明した。米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したIMM通貨先物の取組(7月7日までの週)によると、ドルの売り越しが2008年7月以来の高水準となった。
このため、ドルは一段と上昇するとの見方が出ている。


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