11日の東京市場 [東京市場]
11日の日本株相場は反落。
為替相場の円高傾向が警戒され、トヨタ自動車やホンダ、NECなどの輸出関連株中心に下げた。
民主党が掲げる環境政策はコスト増につながるとの見方から、新日本製鉄やJFEホールディングスなどの鉄鋼株も安い。
日経平均株価の終値は前日比69.34円(0.7%)安の1万0444.33円。
TOPIXは同8.08ポイント(0.8%)安の950.41。
東証1部の業種別33指数は28業種が下落、上昇はわずかに5業種。
東証1部の騰落銘柄状況は
値上がり370
値下がり1218
売買高は27億8877万株
売買代金は2兆1585億円
※SQ算出に絡む売買の影響で膨らんだ。
午前の日経平均は上昇する場面があるなど方向感に欠けたが、午後は明確に下げ基調となり、一時100円以上安くなった。
朝方算出された株価指数先物・オプション9月限の特別清算値(SQ)は、複数証券の調べによると日経平均型で1万0541.92円。
その水準を一度も上回らず、相場の勢いは乏しかった。
SQ算出に伴う思惑で、先物主導で上昇してきた日本株。
しかしSQを通過し、着々と進みつつある円高の動きが警戒され始めている。
TOPIXの下落寄与度1位は輸送用機器指数。
朝方は高かった電機指数も、午後には下落に転じた。
2009-09-11 17:38
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