28日の東京市場

28日の東京株式相場は反発。
日経平均株価は終値で約4カ月ぶりに1万0600円台に乗せた。
11月の鉱工業生産で景気の持ち直し傾向が確認されたことなどで買い安心感が広がり、自動車や電機など輸出関連、石油など資源関連、鉄鋼など素材といった景気敏感業種を中心に高い。

日経平均株価の終値は前週末比139.52円（1.3％）高の1万0634.23円、TOPIXは5.39ポイント（0.6％）高の914.78。
東証1部の値上がり980、値下がり534。

受け渡しベースでは、今日から2010年相場入り。
来年の景気回復期待に売りが出にくい年末特有の需給要因も追い風となり、日経平均は朝方の売買一巡後に水準を切り上げた後、終始堅調に推移した。
8月26日に付けた終値での年初来高値（1万0639円）にあと5円まで迫り、チャート上での3年ぶりの年足陽線の可能性も高まってきた。
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