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雇用統計 [豆知識]

雇用統計は、米国において毎月第一金曜日に前月分が発表され、2つの数字から成り立っています。

ひとつは「失業率」そしてもうひとつは「NFP」と呼ばれる非農業部門雇用者数です。

この雇用統計ふたを開けてみるまではわからないというか、コンセンサスと大きく乖離したサプライズがたびたび発生します。

そして、もうひとつ、前月の修正値が発表されるのですが、これがまた良く変わります。

最近は修正値が売買の理由にされることも多いのでこちらも注意が必要です。

外国為替市場は、この雇用統計をめぐり思惑がめぐらされ、発表の瞬間によく動きます。

良い数字だからドルが買われるとも限らず、また逆に悪い数字だからドルが必ずしも売られることがないのがこの統計の摩訶不思議なところであり、ひょっとしたら人気の秘密かもしれません。

ひとつだけ注意しておきたいことがあります。

本来「雇用」というのは景気判断の中で、遅行性の高い指標であると言うことです一昨年3月に米国はサブプライムローン問題で、景気減速が取りだたされました。

しかし雇用統計にはこのような景気減速懸念がすぐには反映されないということです。

そういったことからもあまり難しく考えずに素直に相場の向かう方向についていくのが原則となります。





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