SSブログ

3月限先物・オプションSQ [豆知識]

昨日の日経平均は3日ぶりに反発し、1月21日(10868円)以来の高値で引けた。

前引け後発表の中国の2月CPIが市場予想を上回る伸びとなったことで、金融引き締め懸念が再燃したが、上海総合指数の落ち着きを受けて大引けにかけて切り返した。

日経平均の日中値幅は76.09円で4日連続の100円未満、東証1部の売買代金も1.1兆円台に留まるなど、週初から方向感に乏しい展開が続いている。

ただ、東証1部で昨年来高値を更新したのが60銘柄に達し、日経平均が年初来高値をつけた1月15日(56銘柄)をも上回り今年最多を記録したことは、評価できそうだ。

今後、物色対象の広がりや市場エネルギーの増大で指数が連鎖的に高くなる展開を期待したい。

足元でマクロ指標の改善が相次ぐなか、11日付「日経新聞」で政府が3月の月例経済報告で景気判断を8カ月ぶりに上方修正すると報じられた。

政府の景気判断と日経平均の方向性は概ね一致するだけに、先高期待が徐々に高まりそうだ。





今日の東京市場は、3月限先物・オプションのSQ算出日に相当する。

SQは相場の転換点となるケースが多いだけに、終値がSQ値を上回るかどうか注目されるだろう。

通常、SQ値を上回って引ければ、翌週以降の相場は堅調となり、下回ると軟調になるという規則的な現象がある。


前回のメジャーSQだった昨年12月は当日の終値がSQ値を上回ったうえ、10000円の大台を奪回。


その後、年末にかけて一段高となる「棹尾の一振(年末に向けて相場が上昇し、年内最後の取引日である大納会が一番高いこと)」がみられたのは記憶に新しい。


今回もSQ値を上回る形で引ければ、来週の主要イベント(日銀金融政策決定会合、FOMC、ECB理事会など)後に日経平均が年初来高値(10982円)を更新する可能性が高まってくるだろう。


エステ・夜景・スイートルーム…シティホテルの宿泊プランが予約できます。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:マネー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

対米証券投資日本株週間展望 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。