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日本株週間展望 [株式展望]

6月第1週(5月31日-6月4日)の日本株相場は目先の底入れを確認し、反発力を試す展開が予想される。

為替の急激なユーロ安・円高に一服感が出つつあり、採算悪化懸念の後退で電機など輸出関連株中心に買い戻しが優勢となりそう。

輸出株には、米国経済の持ち直し基調もプラスに働く見通し。

5月4週の日経平均株価終値は前週末に比べ22円(0.2%)安の9762円と、小幅ながら2週連続で下げた。

欧州での財政や金融システム不安の広がりに、北朝鮮情勢の緊迫化も重なった週前半に、輸出のほか資源や素材、金融など景気敏感業種を中心に売りが増加。

25日に日経平均は節目の9500円を割り込み、約半年ぶりの安値水準に沈んだ。

しかし、半ばから後半にかけて持ち直した。

日経平均が直近高値を付けた4月5日から足元までの東証1部業種別33指数の騰落状況を見ると、値下がり率上位には鉱業(19%)を筆頭に、証券・商品先物取引(18%)、精密機器(17%)、鉄鋼(17%)、電気機器(15%)、機械(15%)などが並ぶ。

チャートや需給面でも、株式相場には上方圧力がかかりやすい状況だ。

27日には、日経平均のローソク足チャートで今年最大の陽線となった。

前日の陰線を完全に包む「包み線」を形成。

底値圏での発生は典型的な底入れサインとされ、日本株は当面の陰の極に達した可能性が高い。
 

株価
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