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9日の東京市場 [東京市場]

9日の日本株相場は日経平均株価、TOPIXともに年初来安値を更新した。 欧州の債務危機の拡大懸念を背景にしたユーロの先安観から、精密機器やガラス・土石製品株など欧州売上高比率の高い業種が売られ、同比率が4割の任天堂は急落した。 自動車や電機など輸出関連株も安い。 日経平均株価の終値は前日比98.81円(1%)安の9439.13円。 TOPIXは同7.96ポイント(0.9%)安の850.37。 東証1部の騰落銘柄状況は、値上がり493、値下がり1063。 東証1部33業種の下落率上位にはその他製品、ガラス・土石、精密、輸送用機器など外需依存度の高い業種が並んだ。 特に任天堂は一時5.7%安まで下げ、業種別下落率トップのその他製品の下げを主導した。 このほか、その他金融や非鉄金属なども上位に入った。 33業種は27業種が下げ、ディフェンシブ業種を中心に食品や情報・通信、電気・ガスなど6業種が高い。
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