SSブログ

30日の東京市場 [東京市場]

30日の日本株相場は大幅続落。 日経平均株価、TOPIXともに年初来安値を更新。 世界的に緊縮財政に向かう中、景気が二番底に陥るリスクが警戒された。 株安連鎖の動きから投資家のリスク許容度は低下しており、電機や化学、輸送用機器、機械など世界景気に敏感な業種を中心に幅広く売りが出た。 日経平均株価の終値は前日比188.03円(2%)安の9382.64円。 TOPIXは同10.77ポイント(1.3%)安の841.42と7日続落し、昨年11月11-19日以来の連続下落記録となった。 東証1部33業種は鉱業、石油・石炭製品を除く31業種が安い。 今日の日本株は朝方から売りが優勢、日経平均は一時223円安の9347円と2009年12月1日以来の安値を付けた。 チャート分析上は、下値抵抗ラインとなっていた9日の直近安値9378円を下回り、昨年11月27日に付けた9076円まで節目はなく、9000円を当面の下値めどと見る向きも出てきた。 投資家のリスク許容度の低下から、東京株式市場も景気敏感株中心に幅広い業種に売りが優勢。 東証1部の値下がり銘柄数は1334と、全体の約8割が下げた。 東証33業種の値下がり率上位はパルプ・紙、ガラス・土石製品、ゴム製品、倉庫・運輸関連、繊維製品など。 東証1部の売買代金上位では三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、キヤノン、ソニー、ファナック、野村ホールディングス、ソフトバンク、三井物産などが下げた。 一方、高脂血症治療薬「クレストール」の海外導出先である英アストラゼネカ社が米国での特許訴訟に勝訴し、塩野義製薬が急騰。 アジア向けペットボトル製造装置が好調に推移し、上期の連結純損益が黒字転換したもようのアルテックも大幅反発した。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0