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4日の東京市場 [東京市場]

4日の東京株式相場は反落。 新規制「バーゼルⅢ」の自己資本規制が厳格化されることへの警戒感から、銀行株のほか、証券や保険など金融株が軒並み売られた。 東証1部33業種の銀行株指数は52週安値を更新し、TOPIXの下落寄与度トップ。 日経平均株価の終値は前週末比23.17円(0.3%)安の9381.06円、TOPIXは同7.23ポイント(0.9%)安の822.74。 スイス政府の諮問委員会は4日、UBSとクレディ・スイス・グループの自己資本比率について、「バーゼルⅢ」で合意された水準のほぼ2倍に増強する必要があるとの見解を示した。 銀行株は前週の流れを引き継ぎ、今日も軟調に推移していたが、スイス諮問委の報道が市場に伝わった午後2時ごろから一段安。 三井住友フィナンシャルグループ、三菱UFJフィナンシャル・グループ、みずほフィナンシャルグループの3大金融グループ株がそろって年初来安値を更新。 このほか、野村ホールディングスなど証券株、第一生命保険など保険株、オリックスなどその他金融株も売られた。 銀行株の弱さについては個人、機関投資家ともに保有率が高い業種のため、マイナスの影響が相場全般に広がりやすく、今後も警戒されている。 大手銀行中心に信用倍率が高水準に積み上がっている銘柄が目立ち、需給的で個人などからの売りが出やすい面もある。 今日の円相場は対ドルで、午前11時前には83円87銭まで円高修正の動きとなり、それに呼応して日経平均は上げ幅を100円超まで広げる場面があった。 しかし、午後には83円台前半と再度の円高・ドル安となったことで、トヨタ自動車やキヤノン、テルモなど時価総額上位の輸出関連株の一角がマイナス圏に沈んだ。  
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