19日の東京市場 [東京市場]
19日の東京株式相場は上昇。
米銀行シティグループの四半期利益が予想を上回り、国内でも業績増額期待が広がったことで銀行株が買われた。
為替相場の安定から電機や機械など輸出関連の一角も堅調で、電気・ガスなどディフェンシブ関連も高い。
日経平均株価の終値は前日比40.96円(0.4%)高の9539.45円と反発し、TOPIXは3.21ポイント(0.4%)高の833.73と続伸。
東証1部売買高は概算で16億2803万株、売買代金は同1兆1145億円。
値上がり銘柄数は788、値下がりは710。
為替の安定が好感され、電機や機械など輸出関連の一角が堅調、一部アナリストの個別銘柄の格上げがプラス材料になった化学も高くなった。
このほか、陸運や電気・ガス、医薬品、食料品といったディフェンシブ関連もそろって上昇。
半面、保険や卸売などは安く、業種動向に特徴は見えにくかった。
個別の材料銘柄では、下期の保守的な会社計画は株価に織り込んだとして、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断を「アウトパフォーム」へ上げた住友化学が5連騰。
11年3月期連結純利益予想を増額した日神不動産は急伸した。
18日の新商品発表について、バークレイズ・キャピタル証券が他社と十分に戦える端末に仕上がってきた、と指摘したKDDIは大幅続伸。
半面、武富士の法的整理の影響による利息返還請求件数の増加を警戒する流れは継続し、プロミスが7日連続安、アコムも反落した。
リコール関連で特別損失65億円を計上する東海理化は反落し、4-9月(上期)の連結営業利益が従来予想から下振れたもようの大和小田急建設は急落。
NAS電池の需要拡大について、過度の期待は禁物とクレディ・スイス証券などが指摘した日本ガイシは5日ぶりに下げた。
2010-10-19 16:30
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