相場のことは相場に聞け [豆知識]
「相場のことは相場に聞け」とは
相場格言の一つ。
これも有名な格言で、見通しが不透明な時、逆に、思わぬ高安値が出た時に、市場ではよく使われます。
相場はどんな手法で分析しても、どんな尺度で計っても読み切れないし、計り切れない。
それほど、いろいろな原因がからみあっている。
だから、相場見通しには、景気や企業業績、円相場の動向、さらには市場内部要因など、諸材料を分析するのはもちろん大切なことですが、そうした材料の判断がむずかしいときには、相場の流れをより重視せよ、ということであります。
考えるより、相場の流れに従えという格言です。
その意味するところは、相場には、それらの諸材料は織り込まれ、相場を分析すれば、見通しもつくということ。
理由なしに相場は上がったり、下がったりしないから、相場に聞くこともまた、投資の奥義の一つである、といえますね。
コメント 0