直近2銘柄のIPO [IPO情報]
ブレインパッドとKLabの2銘柄が乱高下した。
両銘柄とも初値が2倍以上と高騰したが、初値でバイイングパワーを使いすぎてしまい、しばらく調整を余儀なくされていた。
しかし、先週は売りが一巡したもようで、切り返しの動きを見せた。
両銘柄とも株価高騰によりロックアップが解除されているため、それぞれ需給改善の兆しとみられる大量保有報告書が提出された。
ブレインPの既存株主だったベンチャーキャピタル(VC)のジャフコは9月28日、同報告書を提出。
上場時に7.20%あった持ち株比率は上場2日目(初値形成日)の26日に0%になっていた。
一方、KLabはSBIから大量報告書が出され、9.77%保有していた持ち株は30日までに5.42%に低下した。
ただ、SBIは子会社でもKLab株を保有しており、傘下の投資組合分で合計37.66%の株式を保有するSBIインベストメントは売却がなかった。
そればかりか、投資信託運用のSBIアセットマネジメントは0.24%の株式を新規で買い付けていた。
グループ全体では売り越しであることに変わりはないものの、決して売り一辺倒でないことは目を引く。
さらに、6日にはJPモルガン・アセット・マネジメントが5.92%の株式を保有していると報告。
上場前にJPMアセットの名前は株主になかったため、上場後に買い付けたことになる。
通常、国内機関投資家が上場直後に買い付けることはまずないが、外資系の場合は別。
買ったタイミングは不明だが、KLab株はロックアップ解除価格の3400円を再び回復した時に出来高が増加しており、SBI本体からの売却をここで吸収した可能性がある。
ブレインPはVCの売り抜け完了、KLabは新たな株主の登場によって需給が改善し、目先の値動きは再度激しくなっている。
なお、KLabの筆頭株主のSBIインベは過去、流動性の高い上場直後の売り場をみすみす逃すという、意味不明の運用を繰り返しているVCでもある。
SBI本体が売却に動いているため、今回も似たような行動をとるのかどうかは中の人にしか分からないが、今回も売却しないとなれば、まだまだ荒れる展開を示唆している。
両銘柄とも初値が2倍以上と高騰したが、初値でバイイングパワーを使いすぎてしまい、しばらく調整を余儀なくされていた。
しかし、先週は売りが一巡したもようで、切り返しの動きを見せた。
両銘柄とも株価高騰によりロックアップが解除されているため、それぞれ需給改善の兆しとみられる大量保有報告書が提出された。
ブレインPの既存株主だったベンチャーキャピタル(VC)のジャフコは9月28日、同報告書を提出。
上場時に7.20%あった持ち株比率は上場2日目(初値形成日)の26日に0%になっていた。
一方、KLabはSBIから大量報告書が出され、9.77%保有していた持ち株は30日までに5.42%に低下した。
ただ、SBIは子会社でもKLab株を保有しており、傘下の投資組合分で合計37.66%の株式を保有するSBIインベストメントは売却がなかった。
そればかりか、投資信託運用のSBIアセットマネジメントは0.24%の株式を新規で買い付けていた。
グループ全体では売り越しであることに変わりはないものの、決して売り一辺倒でないことは目を引く。
さらに、6日にはJPモルガン・アセット・マネジメントが5.92%の株式を保有していると報告。
上場前にJPMアセットの名前は株主になかったため、上場後に買い付けたことになる。
通常、国内機関投資家が上場直後に買い付けることはまずないが、外資系の場合は別。
買ったタイミングは不明だが、KLab株はロックアップ解除価格の3400円を再び回復した時に出来高が増加しており、SBI本体からの売却をここで吸収した可能性がある。
ブレインPはVCの売り抜け完了、KLabは新たな株主の登場によって需給が改善し、目先の値動きは再度激しくなっている。
なお、KLabの筆頭株主のSBIインベは過去、流動性の高い上場直後の売り場をみすみす逃すという、意味不明の運用を繰り返しているVCでもある。
SBI本体が売却に動いているため、今回も似たような行動をとるのかどうかは中の人にしか分からないが、今回も売却しないとなれば、まだまだ荒れる展開を示唆している。
コメント 0