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固定観念にとらわれない投資 [投資の心得]

「優良株を狙え」とか、「仕手株には手を出すな」、「ぼろ株は損覚悟で」といったように銘柄には業種区分とは違った区分があります。

優良株とはまさに優良企業のことであり、仕手株とは投機性の強い株、ぼろ株とは内容が悪く倒産の危険性もあり得るような株のことを指します。

この優良株とか仕手株、ぼろ株というような銘柄区分で銘柄をみる場合に、この仕分けが未来永劫に変わらないと考えてはいけないのですが、つい固定的な観念にとらわれてしまうのです。

すでに優良株といえるような内容でないのに優良株と考えたり、時代の変化が会社を変えてぼろ株転じて優良株になっているのにぼろ株のイメージでみてしまうことがあるのです。

極端な場合には優良株がぼろ株に変じ、ぼろ株や仕手株が優良株に変わることもあるわけで、昔は優良株だったダイエーがぼろ株に変じ、昔は代表的仕手株だった宝ホールディングスが優良株に変じたといった例は限りなくあるのです。

世の変化とともに企業も盛衰を見せ、それにつれ市場の評価も変わっていくのですが、先入観にとらわれていると、これを見落としてしまいがちなのです。

そして、これが失敗につながり、チャンスを逃すことになりかねません。

ところが、人間はおかしなもので、何事も固定観念にとらわれがちです。

それだけに十分に注視する必要があるのです。

銘柄をみる場合は固定観念にとらわれることが間違いの元になりかねないわけで、いつも白紙の状態で見ることが大切なのです。


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