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ニューヨーク外為市場 [為替情報]

22日のニューヨーク外国為替市場では、ギリシャのユーロ圏離脱をめぐる懸念を背景にユーロが対ドルで下落した。

ダウ・ジョーンズによると、ギリシャのパパデモス前首相は、ギリシャがユーロ圏を離脱する公算は小さいが、現実的なリスクが存在すると指摘した。

また、欧州の一部の国や機関が万一の事態に備えた危機管理計画を準備していることを明らかにした。

終盤の取引で、ユーロは対ドルで1%安の1.2686ドル。

対円では0.1%安の101.46円。

序盤は上昇していたが、下げに転じた。

23日の欧州連合(EU)非公式首脳会議については、債務危機対策で大きく前進する可能性は低いとの見方が強まっている。

スペインの銀行不安もくすぶり続けている。

国際金融協会(IIF)は22日、スペインの銀行が抱える不良債権が最大2600億ユーロに膨らみ、760億ユーロ(970億ドル)の引当金積み増しを迫られる可能性があるとの見通しを示した。

フィッチ・レーティングスが日本の格付けを引き下げたことを受けて円が売られた。

ドル/円は0.9%高の79.99円。ドル指数.DXYは0.7%上昇して81.640。

現在の不透明な状況下ではリスク回避の動きが主流で、米ドルは質への逃避買いの受け皿であり続けるとアナリストは指摘する。

バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BNYメロン)のデータによると、22日に最も買われた通貨は米ドルだった。


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