内外で冷え込む [IPO情報]
先週は札幌証券取引所アンビシャスに北の達人コーポレーションが上場した。
同市場にとっても東証・大証以外の地方振興市場にとっても久々のIPOとなったが、結果は惨たんたるものであった。
公開価格から15%下落して始まり、そのまま薄商いに。
初日はまだいい方で盛り返す場面も見られたが、2日目以降は下値模索が続いている。
札証の売買代金は実はここ最近うなぎ上りなのだが、アキナジスタが動意付いているだけでその恩恵はさっぱりだった。
先週月曜日にはTOKYO AIMに五洋食品工業が上場した。
同市場に上場するのはメビオファームに続いて2社目になるが、正式に公開株オファリングを実施して「IPO」したのは同社が初となる。
メビオファームはあまりの不人気に公開株がさばけなかった。
同社も上場を1カ月延ばし、株数を削減するなどしてようやくこぎ着けた状態だ。
初値は初日100株だけ公開価格と同値で付くという何とも言えぬ展開だったが、メビオファームのように売り気配が何日も続く最悪の事態は避けられた。
商いはその後は4日目に200株が成立しただけの閑散が続いている。
そのほか、6月下旬に上場するIPOは仮条件の発表が相次いだが、3銘柄とも想定初値を上限としたレンジに。
新興市場の不安定さを反映してか、下方向への設定になった。
一方、海外ではIPOの先送りのニュースが相次いだ。
自動車レースの英フォーミュラ・ワンや、オンライン旅行代理店の米カヤック・ソフトウエア、英宝飾品大手のグラフ・ダイヤモンズ、露SNS(交流サイト)大手フコンタクチェなど。
株価急落に加え、米フェイスブックの上場後の急落が背景にあるという。
世界が注目した世紀のIPO後、投資家心理は一気に冷え込んでおり、国内外とも慎重姿勢ばかりが目立つ。
同市場にとっても東証・大証以外の地方振興市場にとっても久々のIPOとなったが、結果は惨たんたるものであった。
公開価格から15%下落して始まり、そのまま薄商いに。
初日はまだいい方で盛り返す場面も見られたが、2日目以降は下値模索が続いている。
札証の売買代金は実はここ最近うなぎ上りなのだが、アキナジスタが動意付いているだけでその恩恵はさっぱりだった。
先週月曜日にはTOKYO AIMに五洋食品工業が上場した。
同市場に上場するのはメビオファームに続いて2社目になるが、正式に公開株オファリングを実施して「IPO」したのは同社が初となる。
メビオファームはあまりの不人気に公開株がさばけなかった。
同社も上場を1カ月延ばし、株数を削減するなどしてようやくこぎ着けた状態だ。
初値は初日100株だけ公開価格と同値で付くという何とも言えぬ展開だったが、メビオファームのように売り気配が何日も続く最悪の事態は避けられた。
商いはその後は4日目に200株が成立しただけの閑散が続いている。
そのほか、6月下旬に上場するIPOは仮条件の発表が相次いだが、3銘柄とも想定初値を上限としたレンジに。
新興市場の不安定さを反映してか、下方向への設定になった。
一方、海外ではIPOの先送りのニュースが相次いだ。
自動車レースの英フォーミュラ・ワンや、オンライン旅行代理店の米カヤック・ソフトウエア、英宝飾品大手のグラフ・ダイヤモンズ、露SNS(交流サイト)大手フコンタクチェなど。
株価急落に加え、米フェイスブックの上場後の急落が背景にあるという。
世界が注目した世紀のIPO後、投資家心理は一気に冷え込んでおり、国内外とも慎重姿勢ばかりが目立つ。
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