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ニューヨーク外為市場 [為替情報]

4日のニューヨーク外国為替市場では、ユーロが上昇し、ドル・円に対して安値水準から値を戻した。

欧州当局がユーロ圏の財政統合強化を模索するとの期待が広がるなか、投資家の間でユーロに対する弱気姿勢が和らいだ。

対主要通貨でのユーロの売り越しが過去最高を更新、反発しやすい状況となるなか、フランスと欧州委員会はこの日、常設の救済基金となる欧州安定メカニズム(ESM)を経営難に直面する銀行の支援に活用することを支持する意向を表明、これがユーロの支えとなった。

ユーロ/ドルは0.5%高の1.2498ドル。

前週末は一時2010年7月以来の安値となる1.2286ドルをつけていた。

ユーロ/円は0.9%高の97.86円。

前週末は一時95.57円まで下落し、2000年12月以来の安値をつけた。

週内の予定では、米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長が7日、議会の上下両院合同経済委員会で経済見通しについて証言を行う。

前週末に発表された5月の雇用統計がさえない内容となるなか、市場では追加量的緩和への期待も強まっているという。

ドル/円は0.4%高の78.34円。

前週末は一時77.65円と2月半ば以来の安値をつける場面も見られた。


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