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中四国のIPOが続く [IPO情報]

先週は今月一番の注目銘柄であるトレンダーズが19日、マザーズに上場した。

しかし、人気殺到で初値は付かず。

初日の初値付かずはモブキャスト以来、今年3社目だ。

大株主のサイバーエージェントの動向が注目されるも全く動いた形跡がなく、需給の一致点は全く見えないほど。

このまま既存株主に動きがなければ、初値上昇率はモブキャストの188%を抜き、今年最高を記録しそうな勢いである。

一方、新規承認では、エストラストのマザーズへの上場が1件発表された。山口県を拠点に中四国、九州で展開するマンション開発業者である。

マンション業者は10社あれば、10社とも上場を目指すと言われるほど上場志向が強い業界。

不動産バブルの崩壊で長らく途絶えていたが、この業界でIPOが復活すれば、IPO数は飛躍的に多くなる可能性が高い。

エストラストの営業エリアは、同じく11月に上場するありがとうサービスと重なっている。

今週上場する阿波製紙は文字通り徳島が拠点。

九州ではウチヤマホールディングスが4月にあったほか、今年初の上場は、マックスバリュ九州だった。

しかし、同地域の景気で特別いい話は聞かない。

帝国データバンクの景気動向調査によると、九州は一進一退で全国では中間だが、中国地方は全国10地域の中でも最悪。

四国は3カ月連続で悪化とどちらかと言えば厳しい地域だ。

IPOが連続するのは単なる偶然なのだろうが、厳しい地域で生き残った企業だけに、洗練されていると期待したい。



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