SSブログ

ニューヨーク外為市場 [為替情報]

18日のニューヨーク外国為替市場では、ユーロが対ドルで7営業日連続で上昇した。

米国の財政協議に進展の兆しが現れ、「財政の崖」が回避されるとの期待からリスク資産が買われた流れを受け、7カ月超ぶりの高値をつけた。

一方、「安全資産」とされる米ドルや米国債価格が下落。

株式市場は世界的に上昇した。

米国の財政協議では、ベイナー下院議長が提示した譲歩案が共和党内の支持を得たことで、年明けから減税失効と自動的な歳出削減が重なる「財政の崖」が回避されるとの期待が高まった。

一部のストラテジストは、年末の資本フローにより、ユーロは3月末につけた高値の1.34ドル近い水準を試す展開になると予想しているが、ユーロ圏経済見通しが悪いため、短期的には再び売り圧力が高まる可能性もあるとしている。

終盤時点で、ユーロは対ドルで0.5%高の1.3224ドル。

一時は1.3238ドルまで上昇し、5月初め以来の高値を付けた。

ドル指数.DXYは一時2カ月ぶり低水準となる79.260まで軟化。

直近では0.3%安の79.342で推移している。

ただ、対円ではドルが上昇し、0.4%高の84.24円。

前日は一時、2011年4月以来の高値となる84.48円をつけていた。

円は16日に行われた日本の総選挙で自民党が大勝したことで、新政権が日銀に積極的な緩和策を求めるとの見方から、軟化傾向が続いている。

トレーダーによると、ドル/円は84.50円にオプションのバリアがあり、この水準を突破すればストップロスのドル買いが加速する可能性があるという。



nice!(39)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:マネー

nice! 39

コメント 1

kei70049

自民党になって、日本経済はどうなるのやら・・・・
by kei70049 (2012-12-22 04:18) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0