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雪で車が立ち往生の場合

車が立ち往生を余儀なくされるほどの暴風雪などに遭遇した場合、どう対応すべきなのか。

専門家は、排ガスによる一酸化炭素(CO)中毒を招かないよう注意しながら車内にとどまり、救助を待つのが基本だと指摘する。

独立行政法人防災科学技術研究所・雪氷防災研究センター(新潟県長岡市)の佐藤威センター長によると、雪の「吹きだまり」が車の周囲にでき、立ち往生することが多いという。

吹きだまりは、風で吹き飛ばされた雪が建物や車など風を遮られた場所に堆積(たいせき)して作られる。

また、吹雪で特に危険が高いのは、地面に降り積もった雪が吹き飛ばされる「地吹雪」だ。

気温0度以下で乾いた軽い雪になり、風速が10メートルを超えると発生しやすくなり、急速に吹きだまりを作る。

地吹雪は視界が真っ白になって10メートル先も見えなくなる。

車の運転はおろか、方向感覚を失うので歩くのも危険。

極力車内にとどまり、救助を待つべきだ。

車内に残る際に注意しなければならないのがCO中毒。

車の排気管が雪で塞がれると、COを含む排ガスが車内に入り、充満する恐れがある。

排ガスは基本的に色がないため気づきにくい。

北海道中標津町で雪に埋まった車に乗っていた母子4人が亡くなったケースもこれが原因とみられ、過去にも同様の被害が相次いでいる。

日本自動車連盟(JAF)北海道本部は、救助を要請してきた人には

・排気管付近の除雪を頻繁に行う

・窓を少しでも開けて換気する

・知人や警察などに消息を伝えながら救助を待つ

と、伝えている様だ。



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シラネアオイ

おはようございます。
雪国に住む者にとって人事ではありません!!
by シラネアオイ (2013-03-05 07:47) 

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