登り百日、下げ十日 [豆知識]
「登り百日、下げ十日」とは
相場格言の一つ。
これは、相場が下降局面に入ったら、その下げ足は速い、ということを表わしています。
上げ相場は、物色買い人気と利食い売りの繰り返しの中で、ジリジリと水準を切り上げていくため上げるためには時間が掛かります。
そして天井に入ると大商いになり、人気も熱を帯びてくるが、相場が伸び切ったところには、信用取引の買いが残っています。
つまり、やがては手じまい売りをしなければならない「売り予備軍」をかかえていることになるので、不測の悪材料があると、鋭角的に下げるケースが多い。
つまり下げ十日でありますね。
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