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16日の東京市場 [東京市場]

16日の東京株式相場は反落。 原油など商品市況の上昇基調が足元で一服傾向にあることが嫌気され、国際石油開発帝石や三井物産など資源関連株の一部が安い。 電力・ガスや陸運といった景気動向に左右されにくいディフェンシブ業種も売られた。 一方、米国の小売売上高が市場予想を上回る伸びとなったほか、為替の円高修正を追い風に、ソニーやトヨタ自動車など輸出関連株の一角が上昇。 ファーストリテイリングをはじめ小売株も買われ、株価指数の下げ幅は限定的だった。 日経平均株価の終値は前日比30.41円(0.3%)安の9797.10円、TOPIXは同3.79ポイント(0.5%)安の847.77。 東証1部の売買高は概算で18億3007万株、売買代金は1兆3613億円。 騰落銘柄数は値下がり1044、値上がり431。 ニューヨーク原油先物相場は、アジア時間16日の時間外取引で3日続落の動き。 11月のニューヨーク連銀の製造業景況指数が予想外に大幅低下したことが嫌気されたほか、ドルが対ユーロで上昇したことも投資家需要を圧迫する一因になった。 商品市況の下落による収益へのマイナスの影響が警戒され、国際帝石やAOCホールディングス、三井物、住友金属鉱山など資源関連株が下げた。 東証1部業種別33指数の下落率上位には鉱業のほか、資源を運搬する海運も入った。 資源関連のほかには中部電力、大阪ガス、JR東日本、武田薬品工業といったディフェンシブ関連でも下げる銘柄が多かった。 円高修正の動きを好感して輸出関連業種の一角に買いが入り、33業種では輸送用機器が上昇。 個別ではトヨタやマツダ、ソニーが高く、相場全体の下支え役を果たした。 このほか、Fリテイリやセブン&アイ・ホールディングスなど小売株が上げ、証券株も総じて堅調。
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