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当たり屋につけ [豆知識]


「当たり屋につけ」とは

相場格言の一つ。

売っても買っても連戦連勝という人が、ときには出現する。

売買の周期が、相場のサイクルにぴったり符合する人、めったに出動しないがひとたび売買すれば必ず利益をおさめる人など、いわゆる当たり屋と呼ばれる人々がいる。

単なるマグレ当たりの場合もあるだろうが、日常生活のなかでも、うまくいくときは不思議に次の手もうまくいくという経験をお持ちの方が多いはず。

そういう場合が、株式投資にもあり得るわけです。

そこで第三者が、あれこれ思い迷うよりはいっそ当たり屋と同じ売買をしたほうがよいと考え、これに便乗する。

これが「当たり屋につけ」または「当たり屋にチョウチン」の意味です。

当たり屋がいつまでも当たり屋である限り、この方法は手間ヒマかけずに利をつかむ便利なものといえます。
 
しかし世の中と同様、相場はそんなに単純なものではないし、甘いものでもありません。

当たり屋は、いつか曲がり屋(思惑のはずれた投資家)になる日を迎えなければならないでしょう。

もちろん便乗組も同じ運命をたどるわけです。

そして、自らの決断で投資したものでないだけに、失敗したときの後悔はあと味が悪いものになるかもしれませんね。
 




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